M1 MacBook ProとThunderbolt 3デバイス

AppleはCPUの選択に関してはこれまで不憫なことが多く、インテルCISC(CRISC)のような劣等品に駆逐され続けたおかげでやむなくインテルのAMD64互換アーキテクチャのプロセッサを使用してきたAppleですが、ついに自社製プロセッサM1を搭載したMacが登場しました。インテルに負けたのは性能が優れていたわけでなく、単に大量生産されていたその供給体制と価格だけにあることに気づき、対向するためにスケールメリットを生かすためにまずは別の市場となるiPhone/iPadから大量にプロセッサを生産できる体制にしてからのプロセッサ移行という点でも、非常に戦略的です。
PowerPC G5からインテルCoreプロセッサへ移行したときは、明らかにG5よりもかなり劣る性能のインテルCPUだったこともあり(ここ10年インテルプロセッサの性能はほとんど停滞し向上していませんが)、Rosettaを使用してもかなりの劣化が見られた経験から当初は購入はしない方針でと考えていましたが、M1のシングルコア性能は最新のRyzen 9 5950Xと変わらないことが分かりRosetta 2を使用してもインテルプロセッサより高性能であること、iOSアプリも動くという技術的興味もあり、発売日に入手できず取り寄せ注文していたRyzen 9 5950XをキャンセルしてM1 MacBook Pro 13インチ 16GBメモリ 1TB SSDモデルを購入しました。

○Apple純正Thunderbolt 2 – Ethernetアダプタ

セキュリティ上の問題から基本的に無線LANは使いたくないという方針で有線接続可能なデバイスは有線接続にするようにしていますが、まずはApple純正のThunderbolt 3 – Thunderbolt 2変換アダプタとApple純正Thunderbolt 2 – Ethernetアダプタを接続した有線LANは当たり前のように問題なく利用できました。

○Sonnet Solo10G

これに気をよくして10GbEはどうかと、Sonnet Solo 10Gアダプタ
https://www.sonnettech.com/jp/product/solo-10g-tb3.html
を接続したところ問題なくネットワークカードとして認識しリンクアップして接続もできました。ドライバの関係で動かないだろうと予想していたので意外でした。
が、しばらくするとOSがクラッシュしてログイン画面に戻っていました。LLC Bus Errorというようなエラーが出ているのでスリープ関連あたりで何か不具合が残っていそうです。いずれも少し放置してよそ見している間に気づくとログイン画面になっているのでクラッシュした瞬間をまだ見届けられずにいます。

○Thunderbolt 3 Dual DP output adapter

Apple SiliconでThunderbolt接続した場合、外部モニタは1つまでという制限があるという中で、外部モニタは5kモニタだけどDisplayPort 1.2を2本同時に接続しMST構成で使う場合はどうかと試してみたところ、問題なく5kモニタに2本のDiaplayPort接続で表示できました。MacBookのおしゃれな使い方としてクラムシェルモードというのがあるので、そうした使い方もいずれ実行に移したいところです。

USB-C NVMe SSDアダプタ

Thunderboltではありませんが、USB-C接続のNVMe SSDアダプタも問題なくストレージを認識し表示しました。

まとめ

インテルプロセッサ採用の長い長い暗黒時代も終わり、Bootcampという文字通り「Macを使うための訓練」期間も10年以上とかなり長かったこともあり、Windows環境はもはや不要で(BootCamp以前からWindowsは個人では使用していませんが)M1 MacBookで全く困らなさそうだという感触です。取り急ぎ最低限必須となるアプリのATOKやJEditΩもいったんはRosetta 2経由ですが問題なく動作し、むしろプロセッサが違うこと自体にほとんど気づかずに利用できる印象です。
何よりもM1 MacBookではファンが全く動作しないため極めて静かであることから、むしろ周辺機器の騒音が気になってくるくらいで、外付けHDDも廃止していずれはSSDにするなどしていきたいと思いました。
とはいえ、Digital Performerとそれに関連する多数のAudio UnitソフトやKORGのAudioGateなどはまだM1対応していないため、メインのMac ProはもうしばらくCatalinaでインテルプロセッサを使うことになりそうですが、2年後くらいにはすべてのインテルプロセッサを家からなくす計画を進められます。
給電機能付きThunderbolt 3ドッキングステーションを用意するのが最も良さそうだということで、無駄なポートがなく5k接続もできそうなCalDigitのUSB-C Pro Dock
USBCProDock-JP07-SG
が直販サイトで21,560円と安く購入できたので注文しました。
M1 Mac miniも同様に優秀なのは間違いないので、こちらはLDAP、Web、メール、VPNサーバーなどを集約していくのに使うのがよいと考え始めました。

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