OpenLiteSpeedに移行完了

ITセキュリティ

これまでこのWebサーバーはApacheを使用していましたが、アーキテクチャ的にも古く、より高速なものに置き換えようと過去にnginxへの移行を検討して検証したりしていました。

nginxはかつてApacheよりも高速なのだけが売りでしたが基本的にはnginx本体だけでは静的コンテンツの処理しかできないため高速なのも当たり前、CGIやPHPなどを動かそうとするとFCGIにする必要があるなど面倒かつ大幅な設定変更が必要になり、移行するメリットよりもデメリットの方が多いと判断、しかも出自はロシアのものがベースになっていることからセキュリティ上の懸念も払拭できないことより移行計画を破棄し、Apacheを継続して利用してきました。

nginxは最近はF5 Networksに買収され、かつてCISCOに買収されたjabberのように突然無料での利用ができなくなるリスクもあるため、性能や機能以外にも避けるべき理由があります。(sendmailはSendmailになりその後シェアはpostfixにだいぶ奪われ下火になりましたし、ORACLEによるMySQLの買収は心配されたほどの悪い状態には結果としてならなかったのは運が良かったですが)

そしてLiteSpeedというnginxよりも高性能、高負荷耐性が高く、PHP利用時に特に高速なWebサーバーが数年前から注目されており、私も昨年の頭くらいから検証を進めてきました。

SNIで複数のドメインをまかせる場合、有償版のLiteSpeedが必要になりますが、オープンソース版のOpenLiteSpeedではSNIによる複数ドメインのSSLサイトのホスティングも無償でできる上、管理画面もWebインターフェースで提供され日本語も使うことができ、GeoIPによる国別アクセス制御のほか、特定PATHへの認証機能の追加やReverse ProxyなどApacheでは少し面倒な設定も簡単にできること、Rewriteエンジンも使えてPHPやCGIなどWebサーバーで動かしているコンポーネントも変更なしでそのまま移行できるだけでなくHTTP/2やHTTP/3にも対応している極めて優れたWebサーバーです。

ついでにUbuntu Server 18.04LTSだったのもUbuntu Server 20.04LTSに変更、PHPも7.4にバージョンアップし、MySQLデータベースもやめてMariaDBに変更し、メモリとCPUリソースの割り当ても増やして全体的なパフォーマンスを向上させることができました。

LiteSpeedのシェアは2020年の段階でMicro$oftのIISをすでに超えており、今後Apacheとnginxをどんどん追い上げていくことができそうです。

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